トイレのアンモニア臭が取れない!そんな時はどうすれば?アンモニア臭をキレイに消す方法と原因を徹底解剖します!

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いくらトイレの掃除をしてもアンモニア臭が取れないという経験はありませんか?

毎日トイレ掃除をしているんだけどアンモニアの臭いが残ってて…。

トイレのアンモニア臭はどこからしているの?原因も知りたい!

このようなお悩みを持つ方が多いかと思います。実際にトイレ掃除を毎日行っていても、掃除が出来ていない裏側など見落としている箇所があるとアンモニア臭は残ります。

また、トイレから臭いが消えてないと感じる原因の大半はアンモニアの臭いです。

今回は、アンモニア臭となる臭いの原因や、臭いが残る箇所、アンモニア臭を徹底的に除去する掃除方法などを解説していきたいと思いますので是非最後まで読んで参考にしてみて下さい!

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目次

トイレに残るアンモニア臭の原因と箇所

トイレのアンモニア臭は排泄後「尿」の臭いだと思っている人は多いかと思います。実際にアンモニア臭の原因は尿です。

しかし、正式には排泄後の尿の臭いがトイレに残っているわけではなく、尿による汚れが根強く残る事と結晶化した「尿石」からアンモニア臭は発せられています。

男性の場合、用を足す場合「立って」行う方が大半かと思います。最近では座って用を足す方も増えたと聞きますが、それでも中年男性の多くは「立って用を足す」方が多いと聞きます。

立っておしっこをすると、当然おしっこは勢いよく便器内に入っていくので飛び散ります。便器内に収まっているようでも見えないおしっこの飛沫は便器外にも飛び散っているのです。

おしっこが飛び散った箇所を全て綺麗に掃除できればいいですが、もちろんその飛び散った尿は、見えない箇所に潜んでいたり掃除が出来なかった場所に残ります。その残った尿が積み重なって結晶化して尿石となります。

尿石となってしまうと、通常の拭き掃除などでは取れません。尿石には多くの菌が集まってしまうのでアンモニアが大量に発生します。

これがトイレ内のアンモニア臭の原因です。

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男性の家族がいる場合は座って用を足してもらおう

先ほども申した通り、アンモニア臭の大きな原因の1つは「男性の尿があらゆる箇所に飛び散る事」です。

私自身、今では夫も座って用を足してくれていますが、すぐには実践してもらえませんでした。毎回注意して癖付けてもらう事によって座って用を足す事ができました。

こういう原因でトイレの臭いは付くんだよ。

座ってしてもらえないんだったらあなたが掃除してくれますか?

となるべく険のないように伝えましょう。お子様がいるご家庭でも同じです。お子さんに座ってしてもらう事に躊躇するかもしれません。ですが自宅では座ってしてもらえるように教えましょう。

便器のフチの裏を隈なく掃除しよう

便器のフチやフチの裏側は最も尿が飛び散りやすい箇所になります。普段丁寧にトイレクリーナーなどを使用して拭いていても、拭き残りがあったりそもそも掃除が出来ていない場合が多いです。

拭き残りがあったり尿が溜まって尿石化してしまうと、「中性洗剤」ではなかなか取れなくなってしまいます。洗剤については後述しますが、フチやフチ裏からアンモニア臭がするパターンが大半になるので、この箇所をキレイに掃除しなければなりません。

恐らくトイレブラシなどを使用してお掃除をされているかと思いますが、トイレブラシでの掃除のみでは確実に尿を完全に除去することは出来ません。

ゴム手袋などをしてトイレクリーナーを使って手で拭いていきましょう。

便座裏・フタ裏・便座と便器の接合部分の掃除

便器のフチやフチ裏の次によくお掃除しなければならない箇所は「便座の裏側」「トイレのフタの裏側」「便座と便器が接合している箇所」になります。

特に便座と便器の接合している箇所は手が届かない部分があります。この部分を徹底的にキレイにしないと尿石化してアンモニア臭がいつまでも残る事になります。

手だけでは綺麗に拭きとる事ができないので、使い古した歯ブラシなどを使用して、細かい部分も丁寧に掃除する事が必要になります。

トイレマットを定期的に掃除する

トイレマットを長らく洗濯せず、放置したままにはしていませんか?

毎日取り換えて洗濯しろとは言いませんが。トイレマットにも尿は飛び散っています。定期的に洗濯して清潔な状態にしておかなければなりません。

以下の記事にトイレマットの洗濯や掃除について詳しく解説しています。よかったら目を通してみて下さい。

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また、トイレマット自体を敷かないという選択や、拭く事ができるマットや使い捨てのマットに変更するという選択もアリかと思います。是非一度ご一考ください。

便座カバーを取り付けない

最近便座カバーを取り付けている人は少ないかと思いますが、ウォシュレットの無いタイプや便座を温める機能の付いてない旧式のトイレを使用のご家庭では、冬場には便座カバーを取り付けている方もおられるかと思います。

冬場は便座が冷たくなり、便座カバーを取り付けたい気持ちは理解できますが基本的に不衛生です。毎日取り換えるのであれば問題はありませんが恐らく毎日取り換える人は少ないかと思います。

便座カバーそのものを取り付けない、もしくは毎日洗濯する、使い捨ての便座カバーの場合は毎日捨てましょう。

便器と床の接合部分の掃除

便器の始まり部分(床との接合部)も掃除をし忘れる箇所になります。尿は一定の場所に飛び散り、便器の外側にも飛び散る事は理解して頂けたかと思います。

便器の外側は綺麗に掃除をしているかと思いますが、床と便器の接合部の「溝」掃除をしていない方は多いと思います。この溝部分にも尿は蓄積されていきます。また掃除をしにくい部分でもありますので、どうしても見落としがちになります。

酸性か中性洗剤を吹きかけてから、使い古した歯ブラシなどを使用して溝をキレイに掃除しましょう。これで尿石になる原因、または尿石を除去する事が可能です。

トイレに残るアンモニア臭を除去する方法

さてアンモニア臭の原因になる箇所はご理解頂けたかと思います。続いて原因箇所の徹底的な掃除についてです。現時点でアンモニア臭に悩まされている方は。すでにあらゆる箇所で尿石化して菌が集まってアンモニア臭を放っている状態です。

簡単な掃除や拭き取りなどで尿石は除去できません。そして普段ご使用のトイレ用洗剤でも完全に除去する事は恐らく難しいでしょう。

尿石を完全に除去するためには以下の方法が必要になります。

尿石を除去する方法
  • 酸性洗剤で落とす
  • クエン酸を使用
  • クエン酸(お酢)と重曹で落とす
  • 尿石除去剤で尿石を落とす
  • 物理的な除去

酸性洗剤で尿石を完全除去する

尿石は「アルカリ性」の汚れになります。汚れにはアルカリ性の汚れと酸性の汚れがあります。汚れについてと汚れに合った洗剤についてはこちらで詳しく解説しています。よろしければ参考にしてみて下さい。

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アルカリ性の汚れである尿石は、アルカリ性の洗剤では落とす事ができません。また最近は中性洗剤が主流ですが、中性洗剤でも尿石は完全に除去する事ができません。

なので尿石を除去するのには「酸性洗剤」の使用が必須となります。しかし酸性の洗剤はとても刺激が強いです。肌に直接触れてしまうと大変な事になりますので、必ずゴム手袋の着用をしてください。また、合わせてマスクとゴーグルなどの使用もしてください。酸性洗剤は以下になります。

クエン酸を使用して尿石を除去

酸性の洗剤は身体的に危険な洗剤です。健康面が気になる方は「クエン酸」を使用するといった手段もあります。

クエン酸は「弱酸性」になりますので、アルカリ性の尿石にも効果的です。市販のクエン酸のスプレーを使用するのもいいですが、ご自身でクエン酸スプレーを作る事も可能です。

水300ccに対してクエン酸を小さじ2~3杯を入れて混ぜ合わせるだけでOKです。このクエン酸スプレーを尿汚れの場所に吹きかけてクリーナーなどで拭き上げてください。

クエン酸と重曹を使用して尿石を除去

クエン酸と重曹を混ぜて発砲させるという手段もあります。クエン酸は弱酸性、重曹は弱アルカリ性なので合わさる事で二酸化炭素が発生して泡が立ちます。

酸性+アルカリ性で発泡しますが間違って「酸性洗剤」と「塩素系洗剤」を混ぜては絶対にいけません。最悪の場合死に至るケースもあります。

この泡が尿石汚れを浮かせます。しかし勘違いしてはいけないのが「クエン酸と重曹を合わせる事で汚れを落とす事ができる」わけではありません。

クエン酸で汚れをある程度落とし、泡でその汚れを浮かせているという事を理解してください。そもそもクエン酸は弱酸性で重曹は微弱なアルカリ性なので、尿石を完全に除去するには至りません。あくまで尿石予防程度と認識してください。

尿石除去剤で尿石を落とす

酸性洗剤でも大丈夫なのですが、最も効果があるのが「尿石除去剤」で尿石を丸ごと除去する方法です。

まれにアンモニア臭が疑われる箇所の掃除をすべて行い、尿石も見当たらないのですがアンモニア臭が取れない場合があります。その場合は排水口に尿石が溜まっている場合があります。

通常そんな事にはならないのですが、トイレの水をあまり流さない場合にこういう事が起こります。ゴミ屋敷などはこの様な現象が起こります。

明らかに便器に尿石汚れが確認できる場合などには酸性洗剤より尿石除去剤の方が有効です。そんな場合には是非使用してみて下さい。

物理的な除去方法で尿石落とす

あまりおススメは出来ませんが、スクレイパーやヘラなどを使用して物理的に尿石を落とすという手段もあります。

口臭と入れや駅構内のトイレなどには有効かもしれませんが、ご自宅のトイレではキズが付いたり便器を破損したりしかねないのでおススメは出来ません。

除去剤や酸性洗剤を使用して、汚れを浮かせてから使い古した歯ブラシや柔らかいゴムベラを使用しましょう。

アンモニア臭が取れない、除去できない場合は業者に依頼しよう

以上の事をすべて行い、それでもアンモニア臭が取れないという場合は素人では手の届かない場所の尿石が考えられます。

事前に完全に予防をして綺麗にしていたらこの様な事は起こりません。しかし長年放置していた場合などは見えない場所での尿石や酷い汚れが考えられます。

こんな場合はプロの業者に依頼する事をおススメします。

便器を取り外さなければならない場所、配管の奥に尿石が詰まっている場合などは素人やハウスクリーニング業者では対応できません。プロの修理屋に依頼して、今後はこの様な事が無い為にキレイにしていけばいいのです。

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