エアコンの「内部クリーン」って自動でエアコンをキレイに掃除してくれるの?内部クリーンの効果的な使い方や便利な使い道を解説

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エアコンのリモコンにある内部クリーンってなに?

エアコンの内部を自動で掃除してくれるって事?

家庭用のエアコンに付いている「内部クリーン」を使用した事はありますか?使用した事がある人も「実際はよくわかっていない」という人も多いかと思います。

内部クリーン機能を効果的に利用する事により、エアコンから発生する嫌な臭いやカビの繁殖を防ぐことが可能です。

今回はこの内部クリーンについて詳しく解説していきますので、全て目を通して効果的に活用してみて下さい。

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エアコンの内部クリーンは自動で掃除してくれる機能ではない?

「内部クリーン」という名前ではありますが、エアコン内部を掃除してくれる機能ではなく、乾燥させる機能となります。

エアコン内部を乾燥させることにより、カビや雑菌の繁殖、汚れの付着を防ぎますが「自動清掃」ではなく、送風によってエアコン内部の湿気を取り除く機能だと覚えて下さい。

内部クリーンは乾燥させる機能なので間違わない様に!

さて、このエアコン内部を乾燥させる「内部クリーン」ですが、これはとても大切な機能となります。エアコン内部はカビや雑菌がとても繁殖しやすい空間になります。

このカビや雑菌が大量に繁殖する事により、エアコンから排出される空気はとても汚れた空気を撒く事になります。

定期的な清掃を行わないと、ハウスダウトなどのアレルギー反応も出ますし体に良くありません。

その排出されるカビや雑菌の繁殖を抑えるためには「こまめな清掃」もしくは「常に内部を乾燥させる」事によって解決します。

しかし内部クリーンで、すでに発生しているゴミや汚れ、カビ、雑菌を除去することは出来ません。

あくまで繁殖を最低限防ぐという意味の機能になります。

内部クリーンは「清掃」ではなく「乾燥」の機能ですので間違わないようにしましょう。

内部クリーンは自動と手動の2種類がある

長時間エアコンを使用した際、内部クリーンはエアコンを切った時に基本的に自動で発動します。(自動でされないエアコンもある)

しかし2時間使用した場合も、8時間使用した場合も内部クリーンの自動運転時間は同じです。

真夏や真冬には、1日中エアコンを付けているご家庭も多いかと思います。そんな場合は自動運転だけでは完全に乾燥されない場合があります。

そんな時の為に「手動運転」が使用できるように、エアコンのリモコンに「内部クリーン」というスイッチがあります。

真夏や真冬の、エアコンを長時間する際には定期的に手動運転の内部クリーンを実施しましょう。

自動運転一定時間使用する事で電源を切った際に自動で実施される
手動運転3.4時間使用の度に行うのが良い

内部クリーンにかかる電気代は高い?

エアコンの電気代も馬鹿にはなりません。節約したい方は内部クリーンにどのくらいの電気代がかかるか気になる方もおられるかと思います。

しかし安心してください。内部クリーンにかかる電気代は1時間につき1円~3円程度と思ってください。

仮に毎日3時間、内部クリーンをしたとしても、30日×3~9円=90円~270円程度です。

これくらいの値段でカビや雑菌の繁殖を自動で抑えてくれるなら安いもんですよね。健康や定期的なエアコン掃除を楽にするためにも、必ずエアコン使用時には内部クリーンを行い、カビや雑菌の増殖を抑えましょう。

エアコンの内部クリーンを使用するメリット・デメリット

エアコンの内部クリーンを行う事により、効果が出る事は以下になります

内部クリーンの効果
  • カビや雑菌の繁殖を抑制する
  • エアコンの嫌な臭いを防ぐ事ができる
  • 汚れの付着を最低限に抑える事ができる

内部クリーンを行う事でたくさんのメリットがあります。しかし多少ではありますが、デメリットも生じますので詳しくご説明します。

内部クリーンを行う事のメリット

一番のメリットは、カビや雑菌の繁殖を最低限に抑える事です。エアコンの使用時、エアコン内部は温度差や冷風・温風を出す事により湿気が生じます。湿気はカビや雑菌の餌となります。

結果的にエアコン内部でカビや雑菌は増殖していき、増殖したカビや雑菌をエアコン使用時に撒き散らしてしまう結果となります。

アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息持ちの方にハウスダストは天敵です。それらの症状が無い方もカビや雑菌を吸い込むことにより、新たに症状が出る場合も珍しくありません。

内部クリーンはカビや雑菌の繁殖抑えるために、内部を乾燥してくれるので定期的に行う事で繁殖を防ぐことになります。

汚れやホコリも同じ事です。エアコン内部の湿気がホコリを付着させやすくなります。これらを最低限予防する事により、掃除も楽になるので、内部クリーンをしない理由は無いといっても過言ではないのです。

また、エアコン運転時に嫌なにおいを発する場合もあります。嫌な臭いの原因は色々ありますが、大きな理由の一つは内部のカビやホコリの臭いです。それも防ぐ為に内部クリーンは必須と言えるでしょう。

内部クリーンを行う事のデメリット

メリットがあるものにはデメリットもあります。しかし内部クリーンを行う事によるデメリットはほとんど無いと言ってもいいでしょう。

先述した電気代もほとんどかからないと言ってもいいですし、ほとんどデメリットは見つかりません。

強いて挙げるとすれば、室内の温度が上昇する事でしょうか。内部クリーンはエアコン内部の乾燥ですので、温かい空気で乾燥させます。なので夏場には室内温度が上昇するので、気を付けた方がいいでしょう。

換気も必ず忘れないでください。内部クリーン機能は換気を同時に行う事で効果の出るものです。

まとめ

内部クリーンはエアコン内部を乾燥させて、カビや雑菌の繁殖を最低限抑える機能です。カビや雑菌を除去してくれるものでもありませんし、自動でエアコン内部を掃除してくれる機能ではありません。

除去ではなく、予防です。エアコン内部のカビや雑菌、ホコリや汚れの予防であり、除去は掃除をしなければなりません。

しかし、定期的な内部クリーンを行う事で、エアコン掃除を楽にしてくれます。エアコン内部を清潔にし、排出される空気を清潔に保つためには日々の内部クリーン機能にエアコン掃除を定期的に行ってください。

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