エアコンの掃除って自分でできるの?難しそうだけど…
業者に頼むことも考えているけど、自分でエアコン掃除ができるならやり方を知りたい!
エアコンの掃除は、徹底的にキレイにするならば業者に頼むのが一番です。
しかし、定期的自分でエアコンの掃除を行う事でエアコン内部や空気を清潔に保つことは可能です。
今回は、なるべく費用をかけずに「家にある物」で簡易的にエアコンの掃除が出来る方法を伝授したいと思います。
手順通りに掃除をする事で、誰でも簡単にエアコン掃除が出来るので、最後まで是非目を通してみて下さい。
自分でできるエアコン掃除の範囲は?プロの業者に頼むべき?
エアコン掃除をする前に、まず内部の構造から知ってください。
上記の図に記載してありますが、「送風ファン」「ドレンパン」「熱交換器(フィン)」の3つは分解洗浄が必要になります。
できない事はありませんが、トータル的に見てプロの業者にお願いする方が手間も時間もかかってしまうのでおススメです。
自分で掃除ができるエアコンの部位と掃除の頻度を表にまとめましたのでご覧ください。
エアコンの部位 | 自分で出来るか | 掃除の期間 |
---|---|---|
本体カバー | 1~2カ月 | |
フィルター | 使用期間なら 月に一度 | |
吹き出し口 | 1カ月 | |
ドレンパン | 1年に1回 業者に依頼 | |
風向きルーパー | 1カ月 | |
送風ファン | 1年に1回 業者に依頼 | |
アルミフィン | 1年に1回 業者に依頼 |
掃除頻度に関しては、ご家庭によって変わってきます。例えば犬や猫を飼っているご家庭や、1日中エアコンを付けているご家庭、家族構成が多いご家庭などは掃除期間も短くなってきます。
エアコンフィルターを自分で掃除しよう
- 清掃時間30~60分
- 必要なもの:掃除機、タオル、歯ブラシ、洗剤
エアコンの掃除で最も大切な部位は「エアコンフィルター」です。エアコンフィルターは外からのホコリや汚れをブロックする役割があります。
また、排出される冷たい空気や、温かい空気のエアコン内部からのカビなどもブロックしてくれる大切な物です。
大切な場所でもあり、一番簡単に掃除が出来ます。また、ホコリやカビなどが明らかにわかりやすく付着しているので、掃除後の達成感もあります。
大切な場所であるために、掃除頻度も短ければ短いほど、空気を清潔に保つことが可能なので最低1カ月に一度は掃除するようにしましょう。
今回はご家庭にある物だけで掃除する方法をご紹介します。
必ずエアコン本体のコンセントを抜いてください。電源は切っていても、コンセントを落とさなかったことで漏電などのトラブルが発生します。
ホコリや汚れがフィルターに溜まっているので、まずは外さずに掃除機で大まかなホコリや汚れを吸い取りましょう。
掃除機である程度吸い取ったら、フィルターを外します。
外したら、床でもう一度丁寧に掃除機でホコリと汚れを吸い込みましょう。定期的に掃除をしているご家庭であれば、そこまでホコリは溜まっていないかと思いますが、1年に一度しかしていないご家庭などでは相当ホコリ、カビ、汚れが付着しています。
掃除機で吸い込める範囲で取り除いたら、お風呂場もしくは洗面所のシャワーを使って汚れを水圧で落としてください。
掃除機で吸い取り切れなかった汚れやほこりが水圧の力でごっそり流れていきます。
隅に溜まったゴミや汚れは水圧では落としきれません。歯ブラシや百均などで売っている掃除用ブラシを使用して、隅を掃除しましょう。
その際に軽く薄めた洗剤などを使用すると、更に綺麗にする事ができます。
フィルターが綺麗になったら、最後にもう一度水圧で残りの汚れや、洗剤を落とします。
洗い流したらタオルで拭き取り、床に新聞紙などを敷き乾かしましょう。
フィルター掃除は以上になります。
エアコンのファンをできる範囲で掃除しよう
- 清掃時間60分~120分
- 必要なもの:送風ファン用のスプレー、霧吹きの水、アルカリ電解水、養生シート、ゴミ袋、歯ブラシなど
エアコンの送風ファンは基本的に分解清掃時にする部位になりますので、プロの業者に頼むことを推奨しています。
しかし簡易的な清掃は、自分でもある程度は出来ますので今回はその方法をお話します。こちらの記事でも詳細を載せていますので是非一度目を通して、参考にしてみて下さい。
エアコンの部位清掃の際は必ずコンセントを抜いてください。そのあとにパネル、フィルター、ルーバーを取り外します。パネルやフィルターは簡単に取り外せますが、ルーバーはメーカーによって取り外し方が違います。
説明書などを見て手順通りに丁寧にルーバーを取り外しましょう。
スプレーや霧吹きの水で水滴が下に落ちるので、ゴミ袋を使用して簡易的な養生をしましょう。
画像の様に、本当に簡易的な養生で問題ありません。
送風ファンの掃除に入ります。アルカリ電解水があれば良いのですが、ファン掃除用のクリーナー、または薄めた洗剤水でも代用が可能です。
送風ファンに向けてクリーナーなどの洗浄剤を吹きかけます。吹きかける量はたっぷりと吹きかけましょう。養生したゴミ袋の中に汚水が落ちてきます。
たっぷり吹きかけたら30分ほど時間を置きましょう。
30分後に霧吹きの水をたっぷりとかけて、洗浄剤を落とします。アルカリ水で洗浄した場合は不要です。
最初に取り外したパーツを全て取り付けます。
エアコンの養生はまだ外してはいけません。コンセントを入れてエアコンの「送風」を付けてください。
エアコン内部を完全乾かせる作業になります。
送風中はしぶきが飛びます。養生したゴミ袋に残りの水分が落ちますので、かならず送風が終わるまでは養生を外さないようにしましょう。
これで作業はすべて完了です。