お風呂掃除にオキシクリーンが効果的って聞いたんだけど使い方は？
オキシクリーンでお風呂の全部が掃除できるって本当？
お風呂掃除にオキシクリーンを使用すると効果的！という事を聞いたことはありませんか？
オキシクリーンは簡単に誰でも購入できるうえに、使用方法も難しくなく誰でも気軽に使用してお掃除が出来ます。さらに洗浄力も高く、消臭力もあるというとても優れた万能洗剤です。
SNSでも話題になっているのでオキシクリーンを使ってお風呂掃除をしようと考えている方も多いかと思います。
今回は、オキシクリーンの正しい使用方法やどのような汚れに効果的なのか、オキシクリーンに対して詳しく解説していこうと思います。「オキシクリーンを使って失敗した」という声も多く聞くので正しい使用法を最後まで読んで学んでくださいね。
オキシクリーンってどんなもの？日本製とアメリカ製の違いは？
オキシクリーンはアメリカで生まれた「酸素系漂白剤」です。塩素系ではないので鼻を突くような臭いも無く、漂白できるのでお風呂掃除だけではなく洗濯やキッチン周りの掃除などにも使える優れものです。
様々な用途に使える為、アメリカだけではなく全世界で愛用されています。
日本製（中国産）とアメリカ製の違い
日本では「日本製のオキシクリーン」と「アメリカ製のオキシクリーン」の２種類が販売されています。日本製のオキシクリーンは日本製品ではありますが、原産国は中国になります。
日本製のオキシクリーンとアメリカ製のオキシクリーンはそれぞれ特性があります。大きな違いはありませんが、成分や容量が違ってきますのでお好みによって使い分けるようにしましょう。
- 界面活性剤と柔軟剤が含まれている
- 様々な種類が展開されているが容量が大きい
- 買える場所が限られている
- 洗浄力が日本製よりも高い
日本製とアメリカ製の大きな違いは「界面活性剤と柔軟剤」が含まれているかいないかの違いです。
アメリカには双方含まれており、日本製には含まれていません。回メイン活性剤が含まれている分、アメリカ製のオキシクリーンは日本製と比べて洗浄力が高い事が特徴的です。また、柔軟剤が含まれている事で衣類の洗浄時に香りが残る事と、フワッとした仕上がりになる事が特徴的です。
それでは日本製オキシクリーンの特性を見てみましょう。
- 界面活性剤と柔軟剤が含まれていない
- 様々な種類が展開されていて容量も様々
- ドラッグストアなどで手軽に購入できる
- アメリカ製よりも少し割高
界面活性剤が含まれていないから＝洗浄力が低いというわけではありません。界面活性剤が入っていない分、日本製は泡立ちがありません。衣類の洗濯などにも使用されるアメリカ製とは違って、掃除や漂白といった用途で使われる事が多いのが日本製オキシクリーンになります。
また、アメリカ製と違って様々な種類のオキシクリーンがあります。用途によって使い分ける事ができるのでチェックしてみて下さい。
オキシクリーンでお風呂掃除をしたい！効果的な使用法は？
それではオキシクリーンを使用する効果的なお風呂掃除の方法をご説明していきたいと思います。
前述しましたが、オキシクリーンは「酸素系漂白剤」になります。漂白だけではなく消臭効果も期待できるのでトイレ掃除やキッチンやお風呂の排水口の掃除に使うととても効果的です。
しかし酸素系の漂白剤で「弱アルカリ性」なので「酸素汚れ」には効果があります。汚れには酸素汚れとアルカリ汚れがあり、各汚れによって効果的な洗剤が販売されています。汚れの性質や種類などの詳しい解説は以下の記事でしていますので、良ければ参考にしてみて下さい。
それではオキシクリーンを使用する効果的な浴室掃除について解説していきましょう！
オキシ浸けでお風呂の黒カビを徹底除去！
お風呂の汚れで一番頑固なものは「カビ汚れ」になります。特にお風呂のあらゆる場所に黒い斑点として根を張りながら繁殖する「黒カビ」はとても厄介です。
黒カビにはアルカリ性の洗剤が効果的で、カビキラーやカビハイターなどを使用して除去する方法が効果的です。
しかしカビキラーやカビハイターは臭いも強く、強い洗剤なので誤って皮膚に付いたり目や口に入ってしまったら大変です。その点オキシクリーンは身体面に影響もありませんし、臭いもありませんので気軽に使用する事が可能です。
また、お風呂の床にもカビが飛散している可能性があります。そういう時は、排水溝に蓋をしてぬるま湯に溶かしたオキシクリーンで床をオキシ浸けにして黒カビの除去をする事ができます。是非実践してみて下さい。
浴槽内で作ったオキシ液で、浴室内全てを掃除できるって本当？
オキシクリーンを使用して効果的な掃除方法は「浸け置き」です。通称「オキシ浸け」については理解頂けたかと思います。
オキシクリーンはお風呂掃除だけではなく、様々な場面で使用する事ができるという「万能」なものだという事は前述しましたが、浴槽内に作った「オキシ液」を使う事でお風呂の隅々まで掃除をする事ができます。
また、おふろの残り湯を使用する事で節約にもなるので家計にも優しい掃除方法になります。
それでは詳しく解説していきましょう。
浴槽内の皮脂汚れはオキシ浸けで一発解決！
浴槽内の掃除にもオキシクリーンは効果的です。これから寒い時期になり、お湯を張ってゆっくりと浸かる機会も増えるかと思います。
浴槽内にはあなたやあなたの家族が入った「皮脂の汚れ」が付いてしまいます。洗剤で掃除をしても湯垢のヌメリがなかなか取れない場合も、オキシ浸けをして流すだけで一発で解決します。
また、浴槽のオキシ浸けは皆が入った後の「残り湯」で問題ありません。水道代も馬鹿にはならないので、残り湯を使ってオキシ浸けをしましょう。
3～5時間ほどの放置ですっかり皮脂汚れは除去できています。
浴槽内に洗面器や椅子も入れると時短＆節約に！
浴槽内をオキシ浸けする際に、洗面器や椅子、小物類も一緒にいれて浸けこんであげると手間も省けるうえに節約にもなるので一石二鳥です。
ただし注意点なのですが、水垢にはオキシクリーンは効果がありません。また、石鹸カス汚れも効果がある場合とない場合があります。石鹸カスの汚れは２種類あって「金属石鹸カス」にはオキシクリーンでは除去する事ができません。
石鹸カスの詳しい解説は以下の記事でしていますので是非一度読んでみて下さい。
浴槽内のオキシ液でお風呂の隅々まで掃除しよう
浴槽内に使用できるオキシクリーンを薄めた液があるので、これを使ってお風呂の隅々まで綺麗にしていくと節約になります。
前述しましたが「金属石鹸カス」などの水垢の汚れには効果がありませんが、それ以外の「酸性汚れ」にオキシクリーンは効果的です。お風呂の天井や床、壁にも皮脂汚れやカビなどの「酸性汚れ」は付着しています。
浴槽掃除も兼ねて作ったオキシ液を使用して隅々まで掃除をする事で、節約にもなりますし時間効率もよく、良い事ずくしです。せっかく作ったオキシ液なので、余すことなく使って掃除をしましょう！
オキシクリーンの種類と用途別使用法の解説
オキシクリーンには様々な種類が販売されています。現在で販売されているオキシクリーンは以下の通りです。
| 種類 | 特性 |
|---|---|
| オキシクリーン | オキシ浸けや拭き掃除など全般に使える |
| オキシクリーンEX | 全般使用が出来るが、界面活性剤が入っているので洗剤として使用する |
| オキシクリーン ホワイトリバイブ | 衣類などの漂白、洗濯におススメ |
| オキシクリーン マックスフォース | 衣類のプレケア用、シミや泥汚れのピンポイントに最適 |
| オキシクリーン ダークプロテクト | 黒や濃い色の衣類の色褪せを防ぎたい時に最適 |
| オキシクリーン デオドラントパワー | 香り付きなので消臭効果をさらに高めたい時の漂白に最適 |
| オキシクリーン ベイビー | 赤ちゃん用。赤ちゃんの衣類やおむつなど向け |
| オキシクリーン 洗濯クリーナー | 洗濯槽を丸ごと洗浄したい方向け |
| オキシクリーン カーペットクリーナー | カーペット用 |
日本製のオキシクリーンはこのように様々な種類が発売されています。用途によって使い分けられるように「界面活性剤」や「香料」の入ったタイプも販売されています。
それではそれぞれの種類と特性、効果的な使用法を解説していきましょう。
オキシクリーン
まさに万能品と言っていいのが先ほどから説明している通常の「オキシクリーン」です。界面活性剤も使用されていないので泡立つことが無く、「酸性汚れ」であればオールジャンルで使用できる優れものです。
前述通り、お風呂掃除では「オキシ浸け」が一番効果的な使用法です。浴槽に残り湯と共に溶かして、その中に皮脂・カビ汚れの気になる小物を入れると一石二鳥です。
「水垢」「金属石鹸カス」以外には効果がありますので、溶かした残り湯を使用してお風呂の隅々までジャブジャブ使って掃除すると綺麗になります。
オキシクリーンEX
オキシクリーンEXは通常のオキシクリーンに「香りと界面活性剤」が入った物になります。
界面活性剤で汚れを浮かして、頑固な油汚れやカビの除去に効果的です。しかしガシガシと泡立てて使用したい場合は通常のオキシクリーンでオキシ浸けをした後に、「アルカリ性洗剤」で擦った方が効果はあるかと思います。
どちらかと言えばオキシクリーンEXは、衣類の頑固なシミや汚れに効果が望めそうです。
オキシクリーン ホワイトリバイブ
オキシクリーン ホワイトリバイブは、白物衣類用の漂白剤になります。
お子さんの下着や体操服の頑固な汚れに、ホワイトリバイブを使用して「オキシ浸け」する使用が効果的です。
オキシクリーン マックスフォース
血液やコーヒーなどの、通常の洗濯では落ちないような頑固なシミに特化したものが「マックスフォース」です。
汚れの箇所にダイレクトでスプレーまたは塗り込み、10～20分ほど放置します。その後に通常の洗濯物と一緒に洗濯機に入れて通常洗濯すると頑固な汚れも落ちています。
オキシクリーン ダークプロテクト
ダークプロテクトは黒色衣類や濃い色の衣類の色褪せを防ぐ漂白剤になります。
濃い色のTシャツなどは何度も洗濯機で洗っているうちにどんどん色褪せてきます。そんなお悩みの方にピッタリです。通常洗濯時にお使いください。
オキシクリーン デオドラントパワー
デオラントパワーはオキシクリーンに香料を加えて消臭パワーを強化したものになります。
臭いが気になる場所の掃除や衣類の洗濯時に使うと爽やかな香りがして快適になります。臭いが気になる場合はこちらを使用してみましょう。
オキシクリーン ベイビー
オキシクリーンベイビーは、名前の通り「赤ちゃん用」のオキシクリーンになります。
赤チョンの衣類や布おむつを使用しているご家庭の方は専用の洗剤を使用しているかと思いますが、汚れが落ち切っていない悩みの方におススメです。専用洗剤なので赤ちゃんの身体にも問題がありませんので安心して使用できます。
オキシクリーン 洗濯クリーナー
洗濯槽の掃除を定期的に行っている方は、どのクリーナーを使えばいいか悩んでいる方も多いかと思います。
オキシクリーンの洗濯槽クリーナーは泡立ちがすごく、洗濯槽全体に泡が広がります。
泡と一緒に洗濯槽の内部の汚れも一緒に浮き出てきますので、完璧に洗濯槽をクリーニングする事が可能です。
オキシクリーンは万能の「酸素系漂白剤」でカビや皮脂・石鹸汚れに最適
オキシクリーンの特性や掃除方法、効果的な使用方法は理解して頂けたでしょうか？それではまとめましょう。
- オキシクリーンは「酸素系漂白剤」で「アルカリ性」の汚れには効果が無い
- 根付いてしまった黒カビや皮脂汚れは「オキシ浸け」が効果的
- 洗濯やキッチン掃除、お風呂掃除、トイレ掃除となんにでも使用できる
- 色んな種類が発売されていて用途に合ったオキシクリーンを選ぶ事ができる
オキシクリーンは掃除や洗濯、食器洗いも可能な「万能漂白剤」です。また、値段も安く誰でも気軽に買える点もおススメです。
あなたもオキシクリーンを使って家中をピカピカにしてみてはいかがでしょうか。
