風呂の洗い場や排水口、シャワーヘッドの持ち手、浴槽など赤いぬめり気持ち悪いですね。
毎日掃除しているはずなのに『ぬめって』くる時もあって正直もうウンザリではないでしょうか。
赤いぬめりをなんとかしたい方のために簡単な掃除法から予防法までをまとめました。
どうぞご覧ください。
風呂の赤カビ撃退法
風呂の赤いぬめり、日常的に赤カビと呼ばれているようですが、正確には赤カビではなくロドトルラという酵母菌の一種なんです。
このロドトルラは5日から1週間でその数が数十億個にもなるため、毎日ブラシで掃除してもすぐにぬめりが発生してしまいます。
掃除のポイントはコスリ洗いだけではダメなのです。
- ペーパータオル
- 消毒用エタノール
まず赤いヌメヌメに、エタノールを含ませたペーパータオルを10秒あてます。
その後、ブラシにエタノールをかけてコスリます。
最後にシャワーで流して終了です。
毎日のコスリ洗いに、エタノールを使用することがポイントになります。
また無水エタノールではなく消毒用エタノールを使うことが重要です。
菌の消毒にはエタノールの濃度が60~95vol%が有効で、市販されている消毒用エタノールは約80vol%と有効な範囲に収まっています。
500mlで500円とお求めやすい価格なので、一度しっかりと殺菌することで赤いぬめりとおさらばできます。
風呂の赤カビにカビキラーは効果あるの?
赤いぬめりは赤カビではなくロドトルラという酵母菌でした。
ロドトルラも放っておくと、それを足掛かりに最終的には黒カビ発生の原因になります。
では赤いぬめりの段階でカビキラーは効果があるのか?
ということですが、次亜塩素酸が含まれているので効果はあります。
しかし、カビキラーはマスクとメガネを着用しなければならず、手についてもヌメヌメとして身体には良くありませんね。
可能な限り消毒用エタノールが良いと思います。
また、黒カビも実は消毒用エタノールで退治できます。
黒い色素は物理的に除去しなければ取れませんが、カビの胞子が飛散するということは防げます。
カビキラーが苦手な方も消毒用エタノールであれば大丈夫なはずです。
赤いぬめりも退治できるので、消毒用エタノールを常備しておくと良いですね。
風呂の赤カビを予防するには?
ロドトルラ(×赤カビ)はものすごいスピードで繁殖します。
十分な養分がなくても水だけあれば繁殖できます。
ですからロドトルラを発生させないためには乾燥が1番なんです。
エタノールは安くないので、使用するのは月2回程度にしたいものです。
今まで赤いぬめりが発生したところは乾燥しにくい場所のはずです。
ですから、使用後はしっかりと拭いて乾燥しやすくしましょう。
換気扇を一晩中付けておくということも浴室を乾燥させるには有効ですが、24時間換気対応の換気扇でなければ、耐用年数が短くなり故障するのが早くなってしまいますので注意してください。
換気扇が壊れてしまうくらいなら、消毒用エタノールで、拭き掃除をしていたほうが良かったなんてことにもなり兼ねません。
お風呂を完璧にキレイにするなら
今まで解説させて頂いた方法でも除去できない場合は、素人ではもはや限界があります。特にプロの業者でしか購入する事の洗剤や薬などは一般では取り寄せる事も出来ません。
そんな時は思い切って一度プロの業者に依頼するという選択も良いと思います。
最近では1万円前後でも行ってもらえるので、時間や労力、業務用洗剤の購入費用などを考えるとプロの業者に依頼する方が安く済む場合もあります。
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まとめ
梅雨に向けてカビ対策が必要になりますが、カビ発生の前段階として、赤いぬめりであるロドトルラ対策をすることで
黒カビ発生の予防にもなるということがわかりました。
ブラシだけの掃除ではなく、菌から退治して気持ち良く入浴しましょう。
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