皆さんはエアコンの効きを劇的に良くする方法をご存じですか?
例えば暑い夏の夜、お風呂上りに熱くなった体を急速に冷やしたい。そんな時にあなたならどうしますか?
エアコンの温度を最低温度にする?それともエアコンを付けながら扇風機を使いますか?
実はエアコンにはたくさんの裏ワザが存在します。
今回は、その裏ワザ全てを一挙公開したいと思います。電気代がかからずにエアコンの効きをよくする方法や、エアコンの臭いを取る方法、最速で部屋を涼しくする方法など、今からでもすぐに実践できる方法を伝授します。
最後まで読んで、是非参考にしてみて下さい。
エアコンが良く冷える裏ワザ
連日の猛暑でぐったりしている方も今年は多いかと思います。せっかくのお休みも家にいる人も多いのではないでしょうか。
エアコンの使い過ぎは良くないと昔から言われていましたが、昨今ではエアコンを使用しなければ熱中症になるので、エアコンは絶対に使用しようという風潮になってきています。
そんな真夏のエアコンですが、気になるのは電気代…。エアコンの使用によってかかる電気代も馬鹿にはなりません。
節電をしながら、部屋はキンキンに冷やしたい。そんなことを考えている方も多いと思います。そしてちょっとした裏技を使う事によって、節電しながらエアコンで部屋の中をキンキンに冷やす事は可能なのです。
裏ワザその1 エアコンの室外機に濡れたバスタオルを置く
真夏にエアコンを作動させている時、「あれ…?全然涼しくならないけどどうして?」と思うときはありませんか?
決してエアコンの故障ではなく、室外機や周辺温度が高温になってしまうと熱を逃がす事が出来なくなり、冷房効果が低下してしまいます。
「室外機と周辺の空間」の熱を逃がす事でエアコンの効果が一気に向上するという事なのです。簡単に言えば室外機を冷やす事でエアコンの効果が向上するという事ですね。
- 水を入れたバケツ
- 大きめのバスタオル
用意するものはこれだけです。
このように、室外機の上部にタオルをかぶせましょう。タオルは水に濡れた状態で敷いて下さい。
時間が経つとタオルが乾いてしまうので、タオルの端っこを水の入ったバケツに浸して敷いてください。
実にシンプルかつ、誰でも今すぐに始められる方法です。バケツの水は4~5時間でかなり減っていると思いますので、なるべく余裕を持って水を入れておきましょう。
この状態でエアコンの室内温度を27℃~28℃に設定して通常運転をしてみて下さい。効果があるのを実感すると思います。
裏ワザその2 エアコン風向きを水平にする
室内が暑いと、エアコンの風向きを自分に直接当てようとした向きにはしていませんか?
冷風は上から下に落ちてきます。部屋全体を適正な温度を保つには、風向きを上(水平)にして天井から床に冷風を下ろす事が大事です。
風向きを下にしてしまうと、床付近の温度が急激に冷えるのですが、冷たい空気は上に上がらないので室温にムラが出来ます。風向きを水平にする事で天井からゆっくりと冷やす事で室内全体が冷える事になるのです。
裏ワザその3 エアコンフィルターを2週間に一度掃除する
エアコンの効果を高めるために一番大事な事は「こまめな掃除」です。
しかし逐一掃除をするのも面倒ですよね。エアコンを完全にキレイにするには分解して時間と手間をかけて掃除をしなければなりません。
その中で、もっとも大事な部分がエアコンフィルターの掃除です。エアコンフィルターの掃除は自分でも簡単に行う事ができますので、最低でも2週間に一度は取り外して清掃するようにしましょう。
フィルターにホコリが溜まっているとエアコンの効果が落ちる事はもちろん、健康面も良くありません。
1カ月も連続使用をしているとホコリは溜まってきますので、2週間に一度は清掃するように心がけましょう。
裏ワザその4 サーキュレーターで空気の循環をする
2つの部屋が続いていて、片方の部屋にエアコンが無い場合や、ロフトのある部屋などの場合は、サーキュレーターを使って冷気を分散させることで室内の温度を満遍なく冷やす事が出来ます。
その際は真上に向けるか斜め上に向けてサーキュレーターを回す事にしましょう。
サーキュレーターを上に向ける事で、天井部分に溜まった冷たくない空気とサーキュレーターが吸い込んだ床付近の冷気が混ざり合って、空気の流れが生まれます。流れが生まれる事によって、部屋内の空気が循環し、部屋全体が適切な温度になって過ごしやすくなるという事です。
また室内に温度差が無くなるので、省エネ効果もあります。電気代も高くなりがちなので節電対策にも最適です。
部屋が広い場合にも効果が表れるので、是非実践してみて下さいね。
裏ワザその5 帰宅後にエアコンを付ける前に換気で熱い空気を逃がす
暑い日が続くので、帰宅後はすぐにエアコンを付けたくなりますよね。しかし、部屋内の熱気を冷ますためにエアコンを付けると時間もかかりますし、電気代も余分にかかってしまいます。
まずは部屋内の換気も兼ねて、窓を開けましょう。効果的な換気方法は風上と風下の部分を開けるといいですが、窓がその部分にない場合もありますので、全ての窓を開放してしまいましょう。
まずは部屋の熱気を逃がす事と、気持ちの良い外の空気と澱んだ部屋内の空気を入れ替えてしまいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した5つの裏ワザを実践する事で「効果的な部屋の冷やし方」「電気代の節約」をする事ができます。
それではもう一度まとめてみましょう。
- エアコンの室外機に濡れたタオルを敷く
- エアコンの風向きを水平にする
- エアコンフィルターを定期的に清掃する
- サーキュレーターで空気を循環させる
- 帰宅後はエアコンではなくまず換気
暑い日はついつい耐え切れずエアコンの温度を下げたりしてしまいますが、電気代もかなりかかってしまうので今回ご紹介した5つの裏ワザを使って節約していきましょう。